人間語ではなく イヌ語で話す
盲導犬訓練士多和田さん
『
まるで会話をするように、
イヌを自在に操る多和田の様子から、
多和田のことを人は
「イヌ語を話す」と表現する。
だが、実際に言語としての
イヌ語を話しているわけではない。
多和田がいう「イヌ語を話す」とは、
人間の言葉を押しつけるのではなく、
イヌにわかるように意思を伝えること。
そのためにはイヌをよく観察する。
全体の雰囲気、耳の位置、しっぽの位置、
表情のかたさ・ゆるさなどを見て
イヌの状態を分析し、
イヌができることからさせていく。
小さな成果を積み重ねて
行動に結び付けていくことが、
「イヌ語を話す」ということだ
』
なんだか似ていませんか?
小学生のソフトボールに
どんなに豊富な知識があっても
伝える能力がなければ指導はできない
多和田さんの
『イヌ語で話す』という言葉に
伝わる方法で伝える
伝わらないのは伝え方が悪いから
それを自分に言い聞かせてます
ついつい忘れてしまうこともあるけど
選手をよく観察します
特に重視してみるのは
ソフトボール以外の部分
お弁当とか遊んでいるときとか
2人組を作りなさいとか言ったとき
僕の手から離れたとき
選手の判断に任せたとき
そこをよく観察しないと
本当に大事なものは見えません
意外にキャプテンタイプの選手が
ひとりぼっちになっていることが多いんです
小さな成果を積み重ねて
行動に結びつけていく
これはイチローも言ってましたね
この小さな成果は選手自身で掴めなければ
指導者がその状況を演出してあげなければならない
たったそれだけで グンと伸びるきっかけになる
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