及ばざるは過ぎたるよりまされり

まきパン

2010年11月18日 20:42

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。
急ぐべからず。
不自由を常と思へば不足なし。
心に望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思へ。
勝つ事ばかり知りて、負くる事を知らざれば害その身にいたる。
己を責めて人を責むるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。



徳川家康論
僕はこれが好きです
指導の時も意識します

賛否両論あるでしょうが
僕の個人的な考えでは
ソフトの指導も 子育ても

教えすぎる 世話をしすぎるなら
放っておいた方が成長する
 
と思います

厳しいと言われる監督さん
結果を出し続けている監督さんは
この加減が抜群に上手い人ばかり

ガーーーーっと教えたと思ったら
あとはほったらかし・・・というか
離れて見ることが出来る

間違っていれば修正する
そしてまた離れる

離れることが出来ないと
子どもは大人に頼りすぎる
自分で考えなくなる

ずーーっと近くにいると
求めすぎてしまう
求めすぎると子どもは詰まる


幼稚園~小学校低学年くらいの子どもは
自分のことを自分でやりたがります
でも結構お父さんお母さんが
全て非がないように準備してしまうことが多い
そこから始まっているように思います

僕はグローブ忘れようが
ユニフォーム忘れようが
怒ることはありません

それでもソフトはできますから

ランドセル忘れようが
教科書忘れようが
学校生活は送れます

毎日じゃ困りますけどね
それなりに不都合があるでしょうから
自分で気づけば忘れないでしょう

子どもが出来ることは子どもにやらせる
それが自立の第一歩なのではないでしょうか



関連記事