IKZOその後1
James Brown meets IKUZO
このシリーズもう飽きたのでこれで最後にします
それにしても ジェームスブラウン
若かりし頃の まきパン父にそっくりです
さあ この歌の続きを勝手に想像してみます
テレビもないラジオもない車もそれほど走ってない
俺はこんな村が嫌だと行って 東京へ出る
東京での夢は牛を飼うことと 銀座で山を買うこと
さて この若者 IKZO
すぐ壁にぶち当たるでしょう
なにしろ東京がどんなところか知らないのだから
ここは俺の居場所ではないと言って
自分の故郷を捨て 東京に行ったのだから
すぐには帰って来れない
方言を馬鹿にされ 友達もできない
職場になじめず 1ヶ月で退職
やがて食事はインスタントラーメンばかりに
そんな時 実家から段ボールいっぱいに
家の畑でとれた野菜が送られてくる
段ボールの片隅に 封筒が入っている
封筒を開けてみると
中からは母からの手紙と
シワシワの1万円札3枚
『 ご飯ちゃんと食べてますか?
インスタントラーメンばかりではダメですよ
野菜もちゃんと食べてください
この間収穫したばかりの野菜を送ります
トマトとキュウリはお父さんの自信作です
今年は良くできたそうですよ
身体に気をつけてお仕事頑張ってね
母より
追伸
先日おじいちゃんが入院しました
大した事はないそうですが
お休みがとれたら顔を見せてあげて下さい 』
日曜日 IKZOは帰郷する
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