梵人のススメ

遠心力というのは
回転に際して力が外に向かう
そういうことだと思ってます

何もない状態から回転したら
力は外に向かいます

手をブラーンとしてすばやく体を回転させると
手が自然に広がる（外に引っ張られる感じ）

つまりバッティングにおいて
構えてひねって打ちに行く瞬間
いきなり遠心力がかかるわけです

何も意識しなければ
回転が速ければ速いほど
キャッチャーの方に引っ張られます
いわゆる遠回りするスイングです

バットが遠くに行ったらどうでしょう

先っぽは重いですから
ヘッドが下がり打ちに行くときにそれを上げる
相当力がないとムリです

だからこそ回転の始めは
小さくなることが大事だと思います

力を出したいところはインパクトなのだから
振りに行く瞬間は中心に力を集める

身体の中心軸にむかって
身体を縮めることが大事だと思います

振り出す瞬間は動かしやすい
肘と膝を近づけながらスイングする


それが回転によって
遠心力によってほどけてくるから
バッティングとしては自然な形に見えてくる

遠心力を計算に入れる
コレはすごく大事だ
自然の力を利用すれば
小さな選手でも強い打球が打てる