右足を出して 右手で投げる

昨日用事があってスポーツ店に行くと
知っているお母さんに会いました
小学校3年生の息子が野球をやっています

投げる時どうしても腕が身体の後ろに入ってしまう
その為 捕ってから送球まで遅くなってしまうとのことでした
僕が心配するのは送球よりも 肩の故障をしないか という点です

身体の後ろに腕が入って投げようとすると
回転動作で遠心力が働いた時に
腕が外側に引っ張られ 関節に負担がかかります

また 肘が上がりきる前に投げてしまうため
肩・肘の故障につながりやすいと思います
コントロールも定まりません

右投げで説明します

右投げであれば左足を出して投げるのが普通です
でも 小さい子どもがはじめてボールを投げる時
右足を出して右手で投げるのを見たことありませんか?

野球やソフトボールでは
速いボール・強いボールを遠くに投げなくてはいけません
しかし小さい子どもは投げやすい形で投げる

さあやってみましょう
※正面を向き右足を真っすぐ出して 右手で投げる
スムーズに腕がでませんか?

①相手に向かって正面に立ちます(正面を向く)
  手はセット(いただきますの形で脇をしめる)
②前に向かって歩くように左足を一歩前に
  それと同時にグローブと手を離し 両肘を上げる
③回転し左側を向きながら投げる
  (右肩が前に出る グローブは胸に)

イチッ!にィ~サンっ! 3でボールを離します

この形が理想の腕の使い方だと思います
肘を無理に前に出すのではなく

身体の面がひっくり返ることによって
右肩・肘が前に出て あとは振り下ろす・前にたたく

ダーツのイメージが一番わかりやすい
多分この形で投げていると思います
自然な動きなんだと思います

しかし強いボールは投げられません
だから左足を前に出したときにも
この上半身の形ができるように練習する

感覚をつかんで欲しいんです
身体の面がひっくり返る→肘が出る→手を出す
これができれば肩・肘への負担は少ないと思います

以前の記事 投げ方の研究
かわいい女の子がダーツをしている
動画がありますので見てみてください


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