先日亡くなった
巨人の木村拓也コーチ
どこでも守れる
ユーティリティプレーヤー
そして走れるスイッチヒッター
日本ハムにドラフト外で入団
その後トレードで広島へ
そして巨人 アテネの日本代表
プロ野球選手なのだから
凡人であるはずがないのですが
天才とかスターという感じでもない
彼は宮崎南という進学校で
確か1年生の時に
甲子園に出場しています
大学は名門法政大学野球部の
セレクションを受けたものの
甲子園に出て なおかつ
レギュラーでないと
受ける資格はないと言われ断念
日本ハムから声がかかるも
いつまでたっても連絡が来ず
結局ドラフト外での入団となる
その後は内外野問わず
どこでも守れるどこでも打てる
ユーティリティプレーヤーとして活躍
19年間のプロ生活で
安心して野球ができる年は
多分無かったのだと思います
毎年毎年天才が入ってくる
外国人助っ人 FAの選手
いつクビになるかわからない
常にその気持ちを持ち
生き残るための手段が
彼のプレースタイルだったのでしょう
試合に出られないと
監督・コーチのせいにする選手がいます
他の選手を批判する選手がいます
いつか見返してやる!
というエネルギーに変えるのなら
それはありだと思いますが
どうせ練習しても監督に嫌われてるから
こんなに頑張ってるのに使ってくれない
自分より下手な選手が出ている
よく聞きます
しかしその張本人が必死でやっているか
どうすれば試合に出られるのか
考えて練習したことがあるのか
自分のスタイルを通すのもいいでしょう
だったら周囲に認めさせるまで
頑張りましょう 結果を出しましょう
木村拓也さんは
厳しい世界で生き残っていく為に
自分を変えていきました
自分を捨てたのではなく
自分を変えることで
進化していきました
僕は凡人を自覚しています
彼の考え方が好きです
彼は巨人だけでなく
世の中の凡人達の
コーチであり続けます
彼は天才を超えた
超凡人なんです