背中で語るには・・・

雑用は下の人間がやるもの
それを当たり前として教えられてきた

今でもその考えは世間的に強いが
基本的には気づいた人間がやるべき
自分のことは自分でやる
それが当たり前のことだ


技術そっちのけで
そういうことを選手に言ってきた
だから上級生が積極的に雑用をこなす

しかしこの前はこのことで注意した
なぜ上級生がいち早く雑用ができるか
それは 気づくのが早いから 知ってるから

そうやって先輩の背中を見て
下級生が育っていく・・・・部分もあるが
背中で語って理解してもらえるのは時間がかかる

なぜ上級生を注意したかというと
下級生がやることがなくて遊んじゃってるから
これは上級生の責任

下級生がなぜ遊んじゃうかというと
やることがわからないから 気づかないから
仕事を与えてやらなきゃいけない

あなたはバット係 あなたはボール係


指導者がそういう風に決めてしまっても良いが
いつも同じ状況とは限らない
ソフトと一緒でその状況に合わせて
片づける順番や物も変わってくる

例えば軽い物や ボール探しなど
何か仕事を与えてやれば
段々と仕事を覚えてくる

試合で言えばアウトカウントの確認や
ポジショニングの指示などと一緒
全てが監督任せではいけない

自分が一生懸命やるのは当たり前
もう一歩進んで 人を動かす
このことも覚えてもらいたい

背中で語るには その前の段階がある


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