後の先

バッテリーキャンプに向かう車内
ラジオを聞いていると
横綱白鵬のインタビューが

お相撲さん独特のしゃべり方だから
非常に聞き取りにくいのですが
『後の先』(ごのせん)
という言葉が出てきました

剣術や将棋に出てくる言葉らしいのですが
色々調べてみても

相手に先に攻めさせておいてひっくり返すとか
相手の空気やオーラを読んで・・とか
自分的にはしっくりこない答えです
もっともっと深い意味があるような気がして

69連勝の偉業を達成した 横綱双葉山は
この後の先という言葉をよく口にしたそうです

白鵬は稀勢の里に連勝を止められた試合




立ち合いが完璧すぎて
『勝った』と思ってしまった
そこに油断ができたといいます

また白鵬いわく
双葉山の貴重なフィルムを見て
感じたのが戦う前の表情

とても穏やかな顔だったそうです
今にも笑いそうなくらいリラックスしている

僕はそれを
死ぬのをわかっていて戦場に向かう兵士や武士
はたまた病気で死期を悟って それを受け入れた人
そんな人の表情のように思えます

究極の状態ですね
凡人には理解できない
しかしこの 後の先
もっと調べてみたい気がします


双葉山
3:00付近から映像が始まります
興味のある方はどうぞ
白鵬にはわかっても
僕にはさっぱりわかりません
天才のみぞ知る所かもしれません



千代の富士



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