梵人のススメ

小学生からソフトをやっていて
中学・高校・大学・実業団
レベルが上がるにつれて
選手の数は減っていく

色々理由はあると思う
でもその中に『ソフトやるの？』
と質問したときに『わからない』
そういう答えが返ってくる選手もいる

本当にわからないのかもしれない
迷っているのかもしれない
だけども　本当に『わからない』
そういう人も中には いる


ソフト・野球というスポーツは
普段の練習の中だけではなく
試合の中でその力が大きく勝敗を分ける
他のスポーツよりもその割合は大きい

だからこそ　規律にうるさい
忠誠心　自己犠牲
そんな言葉が常にまとわりつく

しょうがない

ソフトの起源はわからないが
野球の起源は軍隊の教育としてのもの
ベースボールはレクリエーションとしてのもの

ソフト同様　日本でいうと
女子のスポーツで厳しいバレーボールも
教育を目的として取り入れられたと聞く

根本が違う
故に　やらされている　
状態になってしまうことが多い

監督・コーチ・父兄
大人が全て決めてしまって
ああしなさい　こうしなさい

子どもは何も考えていない
ただひたすらやるだけ

そういう環境で育った選手は
実力があっても続かないのでは？
ふとそういうことを思った

そしてそういうチームで
上まで続く選手というのは
生意気なヤツ　すぐサボるヤツ
問題児が意外と次のステップへ進んでいく

問題児というのは
自分の考えのまま動く
つまり自分の意志があるということ

それが良いということではないが
子どもが出来ることは子どもがやる
考えさせて自分で判断して
最後に自分で責任を取る

そういう教育を受けてきた選手は
上手い下手にかかわらず
長く続けられる要素を持っている