梵人のススメ

土曜日の練習試合の前
グランドに草が多かったので
草むしりをしました

僕がいない間に始まっていたので
誰かお父さんが指示をしたと思っていたら

寛太が

『草取りした方がよくね？』と言って

昇吾が

『おーいじゃあみんなやろうぜ』

みたいな感じで始まったらしい

もう感動ですよね
これは心から褒めたいです
こういう事ができるチームにしたかった

感動・・・そして感謝です



さてブログのタイトルの話

僕が草むしり現場に到着したのは
多分始まって５分くらいかな
みんな一生懸命に抜いてました

誰か１人が

『蚊がいる～！！かゆい～！！』

と言いました

この一言でチームの意識は
草取りではなく　蚊に変わったんです

特にちびっ子なんかはすぐに伝染
かゆいかゆいの大合唱

草取り　ということに関して
蚊に刺されてかゆいというのは
マイナスな言葉になるわけです


練習中の暑い・疲れた・もうダメ・痛い
これはすぐに伝染します

しかし頑張ろう・気合い入れていくぞは
なかなか伝染はしづらい

マイナスな言葉は誰が言っても伝染し
プラスの言葉は言うべき人間が言わないと
伝染はしていかない

草むしりからも色々出てくるものです

チームを作っていくには
やはりソフトの時だけ見てはダメ
こういう草むしりであったり
お弁当であったり

深層にある心理がそのまま出る時を
しっかり観察しなければ
本当の姿は見えないのです