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梵人のススメ
「梵」という字は 「清浄」「神聖」 という意味があるらしい
大事なのは対応力
2011/08/03
監督・コーチ日記
小学生を教えているからには
色々教えたい事がたくさんある
技術以外の部分でもそうだ
その中でも1番大事だと思うのが
対応力
そのときどうするか?
ということ
スポーツとは楽しいものである
でもその反面残酷な部分もある
いくら自分が頑張っても
他の人がそれ以上に頑張っていたり
技術が明らかに上だった場合は
試合に出る事ができない
小学生スポーツだから
全員が試合にでられるように
そういう考えもあるでしょう
僕自身以前はそうでしたから
でも勝つことを目標の1つにしたとき
その考えは捨てました
かわいそうだから使ってやる
選手に失礼だと思います
本人にもチームにも
今 ナツキの出場機会が減っています
しかし彼はかなり頑張っています
家でも練習しているでしょう
しかしこの前の試合は
2試合連続で勝つことを
かなり重要視していました
1試合目のスタメンで
そのまま2試合目に臨みました
良い流れのまま連勝を狙う
それは当然の事だと思います
投手もアイスケを2連投
キョウスケもピッチング練習をしてる
それはわかっているが
あえてアイスケを連投させた
試合に出られない
思うようにいかない
そんなときどうするか?
この対応力があるかどうか
これが今後の将来を大きく分ける
僕は大学4年間で
2軍戦に一度出場しただけ
1軍の練習にはほとんど参加できなかったし
ベンチ入りすることすらできなかった
2年間腰痛で練習できなかった
やっと練習復帰できた3年生の頃
今からキャッチャーは無理だと思って
『内野手に転向するよ』
そう父親に電話したとき
親としては
『もう辞めるよ』
という内容だと思ったらしい
でもここから自分でも頑張ったと思う
毎日毎日ノックを受けた
正面のゆるいゴロをひたすら受ける
基本の足の運びをひらすら練習した
足の裏の皮が何回もベロベロになった
夏前にけが人が続出し
チャンスがめぐってきた
そして夏のキャンプのメンバーに
初めて選ばれた
あいつを連れてってもしょうがない
監督・コーチはそういう考えだったが
OBコーチと学生コーチの強い勧めで
参加が決定した
しかしそのキャンプで膝を怪我する
さすがに心が折れた
帰れといわれたが帰らず
マシン入れ、グランド整備、トス上げ
やれる事はやろうと思った
その後もたびたび心が折れるが
周りに助けられてなんとか野球が出来た
自分の力だけではないが
他人の力も借りて
この状況に対応できた
この経験は自分にとって大きい
これから成長していくにつれて
対応してかなきゃいけないことは
たくさんあるし 問題の大きさも違う
小学生であっても
多少はその経験をさせて
乗り越える方法を探す
ことを教えたい
大人は協力することはしても
全て解決するのでは
その経験はできない
ナツキは成長している
昔だったらもう辞めたいって言うだろう
試合後の練習で切り替えられたのは
彼が普段練習しているからだろう
希望があるから諦めない
何も練習していない選手だったら
クサって終わりだ
野球をやっていると就職に有利
そんなことをよく聞くが
礼儀や上下関係に厳しいから・・・
ということではなく
その厳しい中での対応力
集団の中での対応力
これを社会は求めているのではないかと思う
そう考えたとき僕の大学時代は
レギュラーバリバリでやっていた選手よりも
良い経験ができたのではないかと思っている
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