今 報道ステーションで栗山さんが
岩手と福島の高校球児を取材していた
岩手の選手は
おじいちゃんに
グローブを買ってもらったことをキッカケに
野球を始める
彼は津波の被害にあった野球部の部室から
泥だらけのグローブを探しだし
水洗いで塩を落とし
乾かしてオイルを塗って
毎日手入れをした
きれいなグローブだったなぁ
彼が野球を始めるときに
おじいちゃんから教わったのは
「グローブを大事にしなさい」だったそうです
おじいちゃんは
彼の試合を毎回必ず観戦していたようです
そんなおじいちゃんも津波の被害で亡くなる
彼はおじいちゃんの葬儀の日に
練習試合に行ったそうです
賛否両論はあるかもしれませんが
「その方がじいちゃんが喜ぶから」
そう考えて判断したようです
もう一つは
福島の原発 避難区域の高校3校による連合チーム
1つの高校は9人部員がそろい
何とか単独のチームで参加できる
しかしあとの2校は1名ずつしかいない
被害にあったり転校してしまったり
そんな選手たちにライバル校の選手が
手を差し伸べ連合チームが特例で認められた
正直映像をみる限り
あまり上手くはない
しかし
「同じ地区で戦ってきたし、ほっとけなかった」
この一言で十分
道具を大切にする
仲間を大切にする
感謝の気持ちを持つ
一生懸命野球を楽しむ
被災地の野球に
原点を見た気がした
純粋に『野球をやりたい』という気持ちが全面に出ていましたね。
まさに原点ですね
ですがみんな失ってしまう
できなくなった時に
この大切さに気づくんです
怪我とかでもそうですよね
私の知り合いの息子さんも陸前高田中学の野球部です。
彼らは現在内陸部に引っ越して生活をしていますが、引っ越しの話を持ちかけた際、息子さんは野球部の仲間と陸前高田市に残ると言ったそうです。
実家も津波にのまれて住むところは体育館だというのに独りで残ると言うのだから、よほどの意志があったのだと思います。
息子さんは今、お父さんと二人暮らしで野球はやめたそうです。
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