梵人のススメ

『あいつは監督のお気に入りだからな』
学生時代そういう話が良く出た

しかしいざ監督の立場に立つと
学生時代の考えとは全く異なることに気づく


先週の井宮ドジャース戦の日
『お前らなぁ・・ユニフォームの着方がダサいんだよ』
『ダサい選手はダメだぞ』
と冗談ぽく言って　裾の上げ方を教えた

その監督の何気ない一言を
どういう風に聞いてとらえるか
これは大きな違い　差が出る


僕はいつもロングパンツで
裾を上げることはあまりない
でも今日は珍しくクラシックスタイル
裾を上げてユニフォームを着てました



気分的なもの？洗濯の関係で？
違うんです　意味があるんです！クウゥゥ！！
わざわざ着てたんですよ

今日何人の選手が
教えたとおりに着ていたでしょうか

こういうことを聞いて
しっかり修正してくる選手
こういう選手は
技術的なことも修正する努力が出来る選手です

監督の意図を理解して動ける選手
こういう選手は使いやすいんです
実力云々抜きにして

だから監督の話は
些細なことでも聞き逃してはいけない
これを理解できない選手達が

『お気に入り』とか『ひいき』

とかくだらないことを
言い訳にして伸びない選手です

相撲でもソフトでも仕事でも
いくら強くて　いいモノを持っていても
それを表現する場所に立てなければ
宝の持ち腐れです

こびを売るとかそう言うことではないです
相手の気持ちになって考える
難しいけど単純　単純だけど難しい

考え方を変えれば
意外にチャンスは多くなるかもしれませんよ