梵人のススメ

小学校高学年くらいになると
声を出すのは恥ずかしくなるでしょう
各チームの監督さん・コーチ・父兄の方々

『なんで声が出ないんだ？』

何百回言ったことでしょうか
才能には差はあるけど
声は誰にでも出せる　
そう思いますよね

確かにその通りですが
これにも才能というか
得意・不得意があります

ウチのチームも声が出ません
でも僕が声をかけると
大きな声が出ます

でも選手同士の声は
どうも上手くいきません
女子選手ならなおさらでしょう

理由はわかっています
自分だけ声を出していて
他の人が出さないのが怖いんです

自分だけ一生懸命やっても
他の人が一生懸命やらなかったら
恥ずかしいからです

出る杭にはなりたくないんですね
その他大勢でいたほうが安心する

声が出るチームになるには
チームメイト同士の信頼関係が必要なんですね

ＳＢＳマイホームセンター杯での
ＥＡＳＴＭＡＸさんの入場行進
途中でジャンプしながらクルクル回転
全員が楽しそうにやっていました

おもしろいから来年ウチもやってみようか？
なんて思っているチームの方々
簡単にはできませんよ　あれは
出来たとしても　あの雰囲気はムリ

やらされてる感がないですから
全員が全力で楽しくやっている
それは必ず全員がやる　という
チームメイトへの信頼感があるから
出来るのだと思います

そうですよね？監督さんコーチさん

これを作りあげるのは容易なことではありません
そして練習だけでは信頼関係はできませんね
遊びの時間やお弁当の時間も
信頼関係を築くには必要です



ウチの選手のかけ声
『元気だしていくぞー！』『オー！！』ばかり
飽きました　なんか違うの考えてくれないかなぁ

出る杭がもっと出てくる指導をしなくてはいけませんね
杭を出すのも監督の仕事
出る杭を打つのも監督の仕事

出る杭は打たれる
出ない杭は腐る