見逃し三振をすると 決まって
『消極的だ』『振らなきゃ当たらないぞ』
と言われる
高校野球の最後にも
『相変わらず多い見逃しの三振』と
毎年必ず高野連の人の言葉がある
自分も今までそう思ったしそう言ってきた
でも 空振り三振が積極的かといったら
そうでもないと最近感じる
ミスターこと長嶋さんは
豪快なフルスイングと空振り三振が
代名詞のようになってますが
意外と見逃し三振が多かったようです
僕が思うに
相手でも味方でも
監督・観客または父兄のみなさんに
言われて『振らされた』空振り三振は消極的
そこに自分の意志がないから
逆に自分の意志がある見逃し三振は
積極的なんじゃないかと思います
でも絶対に振らなきゃいけない場面もある
そうじゃない場面もある
それをちゃんと指導しなければならない
振らなきゃいけない場面とは
振れば結果がでる場面でもあると言える
一概に『見逃し三振がダメ』
というのは違う気がする
なぜダメなのか
それをちゃんと教える事が大事
『振ること』または『振らない事』自体に
恐怖を感じていたら
いつまでたってもヒットは出ない
良いバッターは見逃し三振をしても
堂々とベンチに帰って来る
それはその打席への反省ではなく
次の打席への課題を考えてるから
失敗したら反省するのでなく
次どうするかが大事
反省はその材料の一つにすぎない