背伸びし続けること
今まで5年生は6年生の動きを見て動くだけ
だからなんでもかんでも6年生の近くにいる
何かをしようとした時は6年生の判断を仰ぐ
発言も自分からしない
6年生が言うのを待つ
その後にポツリポツリと
結局何か間違えば
怒られるのは6年生
自分たちは安全圏内からでてこない
今まではまあ それでも良かった
しかし彼らにも技術・体力・知識が
少しずつではあるがついてきた
それともに自分の判断で動けるようになった
ここ最近ではカズキの成長が著しい
集合して全体に質問をすると
答えるのはカズキ
合っているかどうかは別として
こちらの問いに一生懸命答えようとする
その点6年生はずるい
100%の確信がないと答えない
時には確信があっても答えない
彼らのベストは現状維持
今試合に出られる状況に甘えて
次のステップに進んでいかない
ぬるま湯につかっている状態だ
円陣でも何も言わないと
どんどん後ろの方へ行く
最近目の前にいるのはカズキとルカちゃん
話を聞いているときの目がいいのは
カズキとルカちゃんだ
ともに最近成長が著しい2人
『上手くなりたい』
そんな気持ちが見ていてわかる
その気持ちになるのは
自分が前よりできるようになった
それを感じるからこの行動になる
成長しているから
彼らには次のステップを与える
日曜日の練習のときカズキに
『低学年を動かすのはお前』
そういう風に指示しやり方も教えた
今まで指示に従う人間が
指示を出す立場になる
これは非常に難しい事
しかし彼は頑張ってやった
その中でルカちゃんも
片付けの手順を理解している事に気づく
だから2年生の彼女には
1年生や幼稚園の子の面倒を見てもらう
これがなかなか上手で頼もしい
月曜日の練習 6年生は
『自分がやらなきゃ』
そんな風に少しだけ変わった
率先して動き 自らチームを盛り上げる
できてないがやろうとしていることは
少しだけ見てとれた
この前の情熱大陸
ドクターヘリの人の特集
番組の最後の方だけちょっと見たが
『あなたにとってゴールとは?』
の問いに
『ゴールはないですね』
『常にちょっとだけ背伸びし続けたら
それに近づけるんじゃないでしょうか』
そんな風なことを言っていた
現状維持は心地よい
しかしそのままでは成長しない
背伸びをし続けることが大事で
背伸びをし続けさせるのが
指導者としての役割だろう
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