レベルが上がるほど怒られる

ウチの選手
以前よりは格段に上手くなったと思う
本人達の努力の成果だ

しかし

上手くなればなるほど怒られる
矛盾しているように思えるが
これは当然のこと

その理由は
当たり前のレベルが上がってきてるから

やれることを一生懸命やる
やれることを全力でやる
まずはとにかくこれができればいい

エラーする　暴投する　三振する
ソフトはミスのスポーツだ
やることをやってミスが出るのはしょうがない

だけどやれるのにやらない
これは怒って当然のこと

極端な例をあげれば
子どもが初めて立つようになった時
周りの人は『すごいねー立てたねー』
誰もが口をそろえて喜び　褒めてくれる

しかし今　立ち上がったところで
『立てたねー　すごいねー』と言われたら
『は？』としか思えない

それが当たり前だからである
程度は違えど　できるようになったこと
やればできることは段々増えてきてる

しかしながら気を抜いて
やるべきことを忘れてしまう
まだできない選手には怒らない

自分が最近怒られるようになった
そう感じたら　自分のレベルが上がった
そう思って欲しい

しかし勘違いしてはいけないのは

怒られないようにプレーするのではなく
怒られていることは自分ができることである

ということ
怒られないようにと考えると
動きが堅くなり　萎縮してしまう

できることを一生懸命やる
これができたら　ちょっと背伸びして
できないことにも挑戦できるだろう

自分がまだできないことを求められたら
それは監督がかなり期待しているということ
そしてチームが勝つ為に重要なことであること

考え方１つで成長の度合いは変わる