右足を出して 右手で投げる

まきパン

2010年04月23日 11:01

昨日用事があってスポーツ店に行くと
知っているお母さんに会いました
小学校3年生の息子が野球をやっています

投げる時どうしても腕が身体の後ろに入ってしまう
その為 捕ってから送球まで遅くなってしまうとのことでした
僕が心配するのは送球よりも 肩の故障をしないか という点です

身体の後ろに腕が入って投げようとすると
回転動作で遠心力が働いた時に
腕が外側に引っ張られ 関節に負担がかかります

また 肘が上がりきる前に投げてしまうため
肩・肘の故障につながりやすいと思います
コントロールも定まりません

右投げで説明します

右投げであれば左足を出して投げるのが普通です
でも 小さい子どもがはじめてボールを投げる時
右足を出して右手で投げるのを見たことありませんか?

野球やソフトボールでは
速いボール・強いボールを遠くに投げなくてはいけません
しかし小さい子どもは投げやすい形で投げる

さあやってみましょう
※正面を向き右足を真っすぐ出して 右手で投げる
スムーズに腕がでませんか?

①相手に向かって正面に立ちます(正面を向く)
  手はセット(いただきますの形で脇をしめる)
②前に向かって歩くように左足を一歩前に
  それと同時にグローブと手を離し 両肘を上げる
③回転し左側を向きながら投げる
  (右肩が前に出る グローブは胸に)

イチッ!にィ~サンっ! 3でボールを離します

この形が理想の腕の使い方だと思います
肘を無理に前に出すのではなく

身体の面がひっくり返ることによって
右肩・肘が前に出て あとは振り下ろす・前にたたく

ダーツのイメージが一番わかりやすい
多分この形で投げていると思います
自然な動きなんだと思います

しかし強いボールは投げられません
だから左足を前に出したときにも
この上半身の形ができるように練習する

感覚をつかんで欲しいんです
身体の面がひっくり返る→肘が出る→手を出す
これができれば肩・肘への負担は少ないと思います

以前の記事 投げ方の研究
かわいい女の子がダーツをしている
動画がありますので見てみてください


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